「チャレンジピッチ2024 ~NEXT SC~」
~ショッピングセンターの未来を創造するビジネスコンテスト~
(1)背景・目的
本格的な郊外型ショッピングセンター(SC)が日本に誕生して50数年が経過しました。その間SCは、生活者のライフスタイルの変化に柔軟に対応し、中心市街地や郊外、駅や空港、バスターミナルといった交通拠点などの多様な立地に広がり、リテールビジネスのプラットフォームとして発展を遂げてきました。
しかしながら、デジタル社会の急速な発展に伴い、リテールビジネスは「時間と場所の制約からの解放」「大量情報の活用」という新たな成長機会を得てオンラインリテールの方向に進化する動きとなり、SCのプラットフォームとしての価値は相対的に低下しつつあります。
そこで、リテールビジネスのプラットフォームとして、またお客様の暮らしに寄り添う社会インフラとしての再成長を目指すべく、今回2回目となる「チャレンジピッチ2024~NEXT SC~」を開催いたします。
「時間と場所の制約」を緩和し、「リアルな場」だからこそ提供できる機能やより良い体験をさらに進化させていく事業提案をお待ちしています。
ご案内チラシはこちら>>
(2)募集テーマ
~新たな価値を提供する売場提案~
ほとんどの物がECで購入できる時代だからこそSCには来館してもらうための価値が必要です。
来館する目的となるような、新たな価値提供につながる売場(テナント、ポップアップストア等) が求められています。
<キーワード>
- ・新商品・新業態
- ・ポップアップ
- ・エシカル消費
- ・地域の隠れた逸品
- ・医療
- ・行政
- など
※カスタマー向け提案
~買い物利便性向上につながる提案~
デジタル化やECが伸長するなか、オンラインとオフラインが融合したシームレスな購買体験が求められています。
高齢化が進む日本において、とくに地方SCにおいては来館手段の確保も課題になっています。
<キーワード>
- ・ウェアラブルデバイス
- ・GPS
- ・音声アシスト
- ・AR・VR
- ・通信サービス(Wi-Fi等)
- ・モビリティ
- など
※カスタマー、地域住民向け提案
~SC運営のイノベーション提案~
コロナ禍を経験したSCディベロッパービジネスは、オープンSCの減少傾向やテナント出店戦略の変化が見られるなど、大きな変革期に差し掛かっています。
多様な社会課題の顕在化もあり、従来の仕組みの延長線上にはない変革が求められています。
<キーワード>
- ・オペレーションテック
- ・ロジスティクス
- ・サステナブル
- ・人材不足
- ・テナントリーシング
- ・販売促進
- ・アカウンティング
- ・ファシリティ
- など
※出店者、施設運営者向け提案
(3)募集要項
①応募資格
-
・学生、スタートアップ、企業内ベンチャーなど幅広く公募
※1次選考後、法人は登記簿謄本を提出
※法人以外の学生.個人.グループ等は実現性の担保に向けて個別協議
②選考基準
- ・新しい価値の創出であることを意識したビジネスプランであること
- ・将来性・実現可能性が高いこと
③インセンティブ・メリット
- ・賞金総額1,000,000円
- ・SCビジネスフェア2025への出展権利(1小間)
- ・SCビジネスミーティングへの登壇権利(1回)
- ・「SC JAPAN TODAY」への寄稿の権利(1回)
- ※事業パートナー(SC関係者)とのマッチングのチャンスあり
④申込締切
- ・2023年10月31日(火)
⑤選考過程・スケジュール
- ・一次選考(エントリーシートによる書類選考)
- 選考基準に沿って主催者が設置する選考委員会にて選考を行い、1テーマにつき2組(計6組)選出
結果発表は2023年12月上旬を予定 - ・ピッチコンテスト(決勝大会)
- SCビジネスフェア2024(2024年1月24日~26日開催)の併催イベントとして実施します
- §期日:2024年1月25日(木)
- §場所:パシフィコ横浜 展示ホールC・D内
プレゼンテーション会場 - ※一次選考で選出された6組で行います
- ※1組あたりプレゼン5分間+質疑応答5分間、計10分間のピッチを実施します(予定)
⑥注意事項
- ・提出されたエントリーシートは書類選考以外には使用いたしません。
- ・提出されたエントリーシートは返却いたしません。
- ・エントリーシートの記載事項やプレゼンテーション内容に関する著作権、特許を受ける権利その他の知的財産権は応募者に帰属します。
- ・エントリーシートにおいて、第三者の著作物による素材(画像等)を使用する場合は、必ず応募者自身で著作者の許諾を得るものとします。
- ・エントリーシートに記載されている提案内容については、原則未導入の事業といたしますが、実績僅少の場合は事前の個別協議といたします。
- ・原則として決勝大会から6か月以内にポップアップや実証実験を開始できる内容であることとします。
- ・グループによる共同提案や企業・学校単位での応募も可能です。
- ・応募数に制限はありません。1人(グループ)で複数のテーマへの応募、1つのテーマに複数の応募も可能です。
- ・決勝戦のプレゼンテーションは、会場で公開して開催します(有観客)。
- ・主催者等は、決勝戦のプレゼンテーションで公開された事業プランおよびプレゼンテーション内容を、広告宣伝のためにWEBサイトやパンフレット等の宣伝販促に使用いたします。
- ・参加費はいただきません。
- ・応募に要する費用や決勝大会会場までの交通費は、応募者が負担することとします。
(4)応募方法
下記の「エントリーシート(企画書)」をダウンロードして必要事項を入力ください。
申込フォームより、エントリーシートを添付のうえ、お申し込みください。